Bridge

詳細な Version Cue サーバ管理タスク

注意: このタスクは、Version Cue のすべての機能セットにアクセスできる場合にのみ実行できます。 詳しくは、Version Cue 機能へのアクセスを参照してください。
Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブで、サーバのバックアップ、プロキシの指定、SSL の有効化など、高度な Version Cue サーバ管理タスクを実行します。

Version Cue サーバとプラグイン情報とログファイルの表示

Version Cue サーバ管理では、Version Cue サーババージョン、名前、Java バージョン、データベースバージョン、Version Cue URL(IP または DNS アドレス)および WebDAV URL を表示できます。

また、Version Cue サーバログファイルも表示できます。このファイルで、指定する詳細のレベルに従ってすべてのサーバ操作を追跡できます。 ログファイルは、Version Cue アプリケーションフォルダ内の Logs フォルダに保存されます。

 Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、次のいずれかを実行します。
  • Version Cue サーバ情報を表示するには、「サーバ情報」をクリックします。

  • インストールされた Version Cue プラグインについての情報を表示するには、「プラグイン概要」をクリックします。

  • Version Cue サーバログファイルを表示するには、「サーバログ」をクリックします。

  • ログレベル(エラー、警告または情報)の指定、最大ログサイズの指定、圧縮形式のファイルを保存することでログサイズの軽減を行うには、「環境設定」をクリックしてこれらのオプションを設定します。

Version Cue の読み込みまたは書き出しレポートの表示

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「レポート」をクリックします。
  2. 表示するレポートの種類をレポートメニューから選択します。
  3. 1 つのプロジェクトの表示可能なレポートを表示するには、フィルタメニューからプロジェクト名を選択します。 Version Cue サーバのすべてのプロジェクトの表示可能なレポートを表示するには、「すべて」を選択します。
  4. レポートを表示するには、「プロジェクト名」列でプロジェクト名をクリックします。
  5. レポートのコピーを印刷するには、「プリント表示」をクリックします。
  6. レポートリストに戻るには、「ファイルリスト」をクリックします。
    レポートを削除するには、レポートリストで削除するレポートを選択して、「削除」をクリックします。

Version Cue サーバのバックアップ

Version Cue サーバ全体をバックアップして、あるコンピュータから別のコンピュータにサーバ全体を移動することができます。

重要: Version Cue サーバのバックアップコピーを復元すると、Version Cue プロジェクト、ファイル、バージョンを含むすべてのデータがバックアップによって置き換えられます。

サーバのバックアップファイルは、Version Cue アプリケーションフォルダ内の初期設定のバックアップフォルダに保存されます。

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「Version Cue データのバックアップ」をクリックします。
  2. サーバのバックアップに関する補足情報を追加するには、「コメント」テキストボックスに補足情報を入力します。
  3. 「保存」をクリックします。 バックアップが完了した後に「OK」をクリックすると、サーバのバックアップのリストが表示されます。

プロジェクトを以前のバックアップで置き換え

Version Cue サーバにある現在のプロジェクトを以前のバージョンで置き換えるには、まずバックアップを復元します。 これを行うときには、Version Cue サーバ管理をシャットダウンします。

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「バックアップを管理」をクリックします。
  2. 復元するバックアップをクリックして、「復元」をクリックします。 Version Cue サーバがシャットダウンされます。 ブラウザを閉じます (サーバがオフになったことは、システムトレイの Version Cue アイコン で確認できます)。
  3. Version Cue サーバを起動します。
  4. Version Cue サーバ管理にログインします。

Version Cue サーバ名の変更

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「環境設定」をクリックします。
  2. 「サーバ名」テキストボックスに名前を入力します。

HTTP と FTP プロキシの指定

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「環境設定」をクリックします。
  2. FTP サーバからプロジェクトを読み込み、FTP サーバにプロジェクトを書き出すユーザの初期設定の FTP プロキシサーバを指定します。
  3. WebDAV サーバからプロジェクトを読み込み、WebDAV サーバにプロジェクトを書き出すユーザの初期設定の HTTP プロキシサーバを指定します。

Version Cue プロジェクトからのファイルのロック解除

チェックアウト中または使用中(Acrobat)と指定されているファイルのチェックアウト中または使用中ステータスを削除して、ファイルのロックを削除します。 システム管理者アクセスまたはプロジェクト固有のプロジェクト管理権限を持つユーザは、ファイルのロックを解除できます。

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「メンテナンス」の下の「ロックをリセット」をクリックします。
    • プロジェクト名メニューからプロジェクトを選択します。

    • ユーザ名メニューからユーザを選択します。

  2. 「ロックをリセット」をクリックして、指定したファイルのロックを解除します。

プロジェクト内のファイルバージョンの削除

ファイルバージョンを削除するとパフォーマンスが向上します。 バージョンは、チェックインするたびに、Version Cue サーバデータベースに保存されます。 このデータベースによりファイルバージョン履歴が作成され、ファイルを以前の状態にすばやく戻すことができます。 大規模なヒストリーでディスク容量が占められ、Version Cue サーバのパフォーマンスが劣化することがあります。

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「旧バージョンを削除」をクリックします。
  2. プロジェクト名メニューからプロジェクトを選択します。
  3. バージョンを削除するには、「次の年月日より古いバージョンをすべて削除」を選択して、日付を選択します。
  4. 「削除」をクリックしたときに結果として残される最大バージョン数を指定するには、「保持するバージョン数」を選択して、テキストボックスに値を入力します。
  5. 「削除」をクリックします。

既存のユーザアカウントなしでのサーバへのアクセス許可

このオプションを選択した場合、新しいユーザが Version Cue サーバにアクセスすると Version Cue によってパスワードのない新しいユーザアカウントが作成されます。

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「環境設定」をクリックします。
  2. ユーザが既存のユーザアカウントなしでサーバにアクセスできるようにするには、「ユーザアカウントの自動作成」を選択します。

SSL の有効化

Version Cue サーバ用の Secure Sockets Layer(SSL)を有効にすることによって、サーバと Bridge または Version Cue 対応の Creative Suite コンポーネントの間の安全な通信が可能になります。 SSL を有効にすると、Version Cue サーバは暗号化された接続経由でデータを送信します。
注意: Acrobat 8 と Creative Suite 2 コンポーネントは SSL を使用している Version Cue CS3 サーバには接続できません。
  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブをクリックして、「セキュリティ環境設定」をクリックします。
    • SSL を有効にするには、「SSL を使用」を選択します。

    • 既存の SSL 証明書を表示するには、「現在インストールされている SSL 証明書を表示」をクリックします。

    • カスタム SSL 証明書を読み込むには、「カスタム SSL 証明書を読み込み」をクリックし、使用する証明書を選択して、「読み込み」をクリックします。

  2. 「保存」をクリックします。

Version Cue サーバの再起動

  1. Version Cue サーバ管理の「高度な作業」タブで「サーバを再起動」をクリックします。
  2. 「再起動」をクリックします。
    また、Version Cue 環境設定の Version Cue サーバを再起動することもできます。