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コンテンツパフォーマンスのテスト

コンテンツファイルを調整してパフォーマンスを最大にするには、エミュレーションを実行する前に速度、レンダリング品質およびメモリ使用量の組み合わせを調整します。

  1. キャリブレーションしたデバイスを選択します。
  2. メモリが重要であるときは、「メモリ」パネルを開き、「編集」をクリックして、「静的ヒープ」と「動的ヒープ」の値を変更します。

    デフォルトより高い値または低い値を入力できます。 静的ヒープの値をデフォルトより高い値に設定することもできます。 この設定を使って、デバイスの制限までアプリケーションの使用メモリサイズを少しずつ縮小してみることができます。 動的ヒープサイズを縮小すると、デバイス上の他のプロセスが動的メモリを消費するケースをシミュレートできます。

    「メモリ」パネルからの静的ヒープと動的ヒープの各サイズの変更

  3. 「パフォーマンスをシミュレート」のチェックボックスをオンにします。
  4. 実行速度が重要であるときは、速度を調整します。 「パフォーマンス」パネルで、速度スライダバーを左右に移動して、実行速度を増減します。 デフォルトのアプリケーション実行速度は 100% で、これはデータベースに定義されているパフォーマンスカテゴリを基準にしています。
    注意: 速度スライダの位置は、デバイスごとに保存されます。
  5. レンダリング品質が重要であるときは、レンダリング品質を調整します。 デフォルトは中品質です。 品質を上げると、表示の品質はよくなりますが、表示の更新速度(パフォーマンス)が低下します。

    「メモリ」パネルに指定したヒープサイズを超えるメモリをアプリケーションが使用すると、プレーヤーは停止しますが、プレーヤーが停止したフレームは表示されたままとなり、メモリを極端に使用したところが分かります。 出力ウィンドウにメモリ不足エラーが表示されます。

  6. 選択したモバイルデバイス(コンピュータではない)のパフォーマンスで表示するには、「パフォーマンスをシミュレート」をクリックします。
    注意: 「パフォーマンス」パネルに一覧表示されるカテゴリは、キャリブレーションプロセスから導き出されるもので、パフォーマンスに基づいてデバイスをグループ化する Adobe の方法です。 さまざまなモバイルデバイスのカテゴリを比較すると、どちらが高性能デバイスかがわかります。