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メモリパネルについて

「メモリ」パネルを使用すると、アプリケーションのメモリ使用量をモニターし、Flash ファイル内の各種パフォーマンスパラメータを調整して、最大のパフォーマンスを実現できます。 「静的ヒープ」と「動的ヒープ」のデフォルト値は、デバイスプロファイルに定義されているそれぞれのサイズになります。 動的ヒープがまったくないデバイスもあります。

「メモリ」パネルは、Flash アプリケーションのテスト時は、いつも「エミュレータ」タブに表示されます。 グラフには、静的ヒープと動的ヒープの各サイズが異なる色の曲線で示されます。 曲線の一番右側の点は、現在のメモリ使用量(曲線の下の KB で表現される)を示します。 さらにプロセスバーは、現在使用中のメモリを使用可能なメモリの割合を示します。

「メモリ」パネルを使用すると、Flash コンテンツのテストをより効率的に行えるようになります。 例えば、特定のデバイスのテストには大きすぎる Flash ファイルがあるときは、ファイルを表示できるように静的メモリまたは動的メモリを変更します。 Flash に戻って、ファイルを最適化し、サイズを縮小します。 Adobe Device Central で再度ファイルをテストし、静的メモリまたは動的メモリを縮小して、ファイルが正確に表示されるかどうかを確認します。 ファイルのテスト時には、「メモリ」パネルのグラフを確認して、ファイルの負荷のかかる部分を視覚的に見つけることができます。 「メモリ」パネルのほかの使用方法としては、動的ヒープ数を低減させて、モバイルデバイスで電話受信など他の操作が起こったときの状況をシミュレートすることなどです。